AfterEffectsで作ったループアニメーションをWix Studioに実装するため、BodymovinのプラグインとLottieFilesを利用しました。
そもそも、LottieFilesとは…
LottieFilesは、Airbnb社が開発したオープンソースのアニメーションファイル形式です。公式Webサイトによると、GIFよりも600%小さいファアイルサイズかつ、約5倍速くページに読み込めるという驚きの軽さ!
無料プランであれば、今のところ10ファイルまで自分のダッシュボードに保存してアニメーションを書き出せます。
ちょっとしたモーショングラフィックデザインやループアニメーションをWebサイトに読み込むなら、ぜひ活用したいファイル形式の1つです。
1.AfterEffectsにBodymovinのプラグインを入れる
まずはAeにBodymovinというプラグインをいれます。このプラグインが、AfterEffectとLottiefilesの橋渡し役になります。
aescriptsで$20の価格で販売されていますが、Adobeのアプリケーションにもありました!
ここから追加すれば無料でインストールできました。Adobeの方のレビューは★3.3と低めで、上手く動作しないというコメントもありましたが、今のところ私は特に問題なく使えています。
2.アニメーションをAfterEffectsで作る
次にアニメーションをAeで作成します。今回は簡単なループアニメーションを作りました。揺れるキウイ…!
3.Bodymovinを使ってAfterEffectsからLottiefies用のjsonファイルを書き出す
アニメーション設定ができたら、Bodymovinでjsonファイルを書き出します。
書き出したいコンポジションを選択すると、緑の丸が表示されます。
書き出す場所(Destination Folder)を選択し、Renderボタンをポチッと押すだけです。
数秒でjsonファイルが書き出しされました!
※ちなみにPreviewボタンを押しても上手くプレビュー表示されませんでした。バグ?
4.書き出したjsonファイルをLottieで読み込み、アセットリンクを取得する
LottieFilesのダッシュボードに移動し、Upload Animationという右上のボタンから先ほど書き出したjsonファイルをアップロードします。
アップロードが完了すると、自動で編集画面に移動します。LottieFilesのブラウザ上でループ設定やアニメーションの速さの変更任意のカラーパレットから色変更もできます。すごい。
とはいえ今回は早さも色変更も必要なく、Aeのキーフレームでループするように設定してあるので、ここでは何も変更せずに後は書き出すだけです。
この書き出し方法がちょっと見つけづらい場所にあったのですが、
Share > Handoff & Embed
からWix Studioに必要なアセットリンクが書き出しできます。
今回はよりデータの軽いOptimized Lottie JSONのフォーマットで書き出しました。
dotLottieというフォーマットもあったのですが、そちらではWix Studioで上手く読み込めなかったので、JSON形式を選択しました。
5.LottieのアセットリンクをWix Studioに実装する
最後にWix StudioでLottieのリンクを追加します。
埋め込み・SNS > Lottieアニメーション
をサイトに追加して、アニメーションURLの欄に先ほど発行したアセットリンクのURLを追加して実装完了です!
Wix Studioの公式ヘルプでも実装方法が紹介されているので、こちらも参考にしました。
注意点として、透過やドロップシャドウのエフェクトなど、一部の効果はAeからLottieへ上手く変換できない部分もあったので、今後は何が実装できて何が上手くいかないのかを探りつつ、上手く使いこなしていきたいなと思います。
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