2024年12月28日

【制作実績】Albion Canteen様・メニューデザイン

ニュージーランド北島・ネイピア（Napier）で、日本人オーナーの方が営むカフェ・Albion Canteen様のメニューデザインをご依頼いただきました！

レストランのメニューを示す画像。上部には「Chef's Special (Nov 2024)」として「Asparagus Benedict on Hash Browns」が$24.5で提供されており、内容はポーチドエッグ、アスパラガス、ほうれん草、ホランデーズソース、ハッシュブラウン、ピクルスオニオンと書かれている。左下には「Hokey Pokey Latte」という飲み物の説明があり、通常サイズは$7、大サイズは$7.5。手書きのイラスト付きで、バニラアイスクリームやエスプレッソショット、蜂蜜シロップを使ったバリエーションが示されている。右下にはクレジットカード利用に2%の追加料金がかかると記載。 — LITTLE FUJIデザイン実績バインダー型メニュー / Albion Canteen様より提供

世界有数のアールデコの街・ネイピア in ニュージーランド

今回ご依頼いただいたAlbion Canteen様があるのは、ニュージーランド北島・Napier（ネイピア）。

ネイピアといえば世界有数のアールデコ様式の街並みが有名で、毎年2月にはアールデコ・フェスティバルが開催されています。

2023年時点でのネイピアの人口は約6.7万人。私が最後に訪れたのは2022年頃ですが、ビーチ沿いにはおしゃれなカフェやアンティークショップが並び、歩いているだけでもかわいらしいアールデコ建築の街並みを存分に楽しめる素敵な場所です。

ネイピアで楽しむ！日本人オーナーこだわりのカフェメニュー

Albion Canteen様は、ネイピアの市街中心部に位置します。周辺のオフィスワーカーの方をはじめ、周辺に住むシニア層・若者、観光客など幅広い年齢層の方に愛されるおしゃれなカフェです。

ドリンクメニューにはHokey Pokey Latte（ホーキー・ポーキー・ラテ）というニュージーランドならではのドリンクをはじめ、Summer Orange Coffee（オレンジコーヒー）などユニークでおしゃれな一杯が楽しめます。

▼Albion Canteen様のInstagramより

また、フードメニューも見逃せません。

定番のエッグスベネディクトのほか、わさびマヨが入ったPork Belly Burger、季節ごとに変わるシェフのスペシャルメニューをはじめ、ビーガン・グルテンフリーのメニューも豊富なラインナップ。

▼Albion Canteen様のInstagramより

2024年現在日本人オーナーの方が経営しており、「Quality Cafe with a Japanese twist」（日本風のアレンジを加えた上質なカフェ）をコンセプトに、ニュージーランドのカフェ文化と日本のスイーツ・料理を掛け合わせたメニューを提供しています。

▼Albion Canteen様のInstagramより、Grab&Go Bento box （お弁当）

▼Albion Canteen様のInstagramより、プリン・アラモード。

自家製ホームメイドのMilk bread:食パンも提供

カフェメニュー制作の背景・編集や更新がしやすい作り

今回LITTLLE FUJIは、Albion Canteen様のメニュー作成をご依頼いただきました。

現状使用されているWordベースのメニューを基に、今後も季節ごとにメニューの変更・アップデートが予想されることから、納品後もお客様ご自身で編集がしやすいパワーポイントでデータを作成。

パワーポイントの編集画面。ガイド線が文字を整列する目安になるように点線としてひかれている — 更新がしやすいパワーポイントで作成されたメニューの一部

印刷後はバインダーに挟んで使用するため、バインダーで隠れる上部分の余白のほか、文字入力の際に目印となるガイド線をパワーポイントで設定しています。

A4サイズで作成していますが、メニューの種類ごとにページの縦の長さが異なります。

そのため、印刷後に切り取り線に沿って切って重ねることで、シェフのスペシャルメニュー・ドリンクメニュー・フードメニュー…という風に各ページのタイトルが全て見えた状態でバインダーに収まります。

ブランディングフォントの提案

今回Albion Canteen様のメニュー作成にあたり、ブランドとして使用するフォントのご提案もさせていただきました。

今後どのようなお客様をターゲットに、どのような姿になっていきたいのかをヒアリングし、ブランドのトーンオブボイス（そのブランドの「らしさ」）を言語化し、実際のメニューを入力して複数案作成・比較することで、どのようなデザインのフォントが最適かを一緒に相談しながらメニューに使用するブランディングフォントを策定しました。